のこと、

2017-01-01から1年間の記事一覧

酒と薔薇と定食と

身に余り、持て余し、生きた心地のしない営みの中にあって、私の感じることはというと、唾棄すべきは強者の傲慢であり、または弱者のそれであった。 さりとて、鍬を手に過ごす日々は単なる虚妄に過ぎず、蜃気楼を追って彷徨うほどの体力も無知も今の私にはも…

かわいそうな自由

日々の中で春のにおいを感じとるたびに自由だったあの日々を思い出すのだけれど、さりとて自由であることに今も変わりはなく、何一つ思い出すようなことはない様に思えるが、それでは余りにも味気というものが無いではないか、 そこで、もうなにも君には話す…