大きなビルの端に、蔦の絡まる小さな家があった。 かつてカレー屋であったその小さな家の入口には衝立がたてられ、手入れされる事のない木は路上に出ない様に縄で敷地内に引き戻されている。 その大きなビルも小さな家も壊され、さらに大きなビルができる。 …
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